毎年10月頃になると、書店の店頭には来年の手帳がずらっと並ぶようになり、手に取る人も多いのではないでしょうか。
また最近では100均でも手帳が手に入れられるようになっており、安く買おうと思えば110円でも購入することができてしまいます。
ですが、名刺入れ同様、ビジネスマンの方にとって手帳は、社外の人と会う時にも目に触れるものですので、あまりに安っぽいものを使うことはおすすめしません。
また、常に手元にあり毎日のように使う方も多い手帳ですので、せっかくなら持っていてモチベーションが上がるものを使いたいですよね。
今回は”人と同じものは持ちたくない”というこだわり派のあなたもきっと満足してくれるトラベラーズノートをビジネス用途としてご紹介したいと思います。
トラベラーズノートとは
トラベラーズノートとは1950年創業の株式会社デザインフィルが手掛ける革製の手帳のことです。
会社としては歴史がありますがトラベラーズノート自体は2006年に発売されており比較的新しい商品です。
「毎日を旅するように過ごすノート」というコンセプトで作られたトラベラーズノートですが、できるだけ無駄をそぎ落としシンプルなデザインにしたことで、使う人の好みによって自由にカスタマイズができると人気が高まっています。
近年は他業種とのコラボも注目されており、Nigel Cabourn、tokyobike、ACE HOTEL、VICTORINOXなど様々な業種とのコラボが実現しています。
変わったところではTOYO STEEL、台湾ビールなどともコラボをしています。
近年は他業種とのコラボも注目されており、Nigel Cabourn、tokyobike、ACE HOTEL、VICTORINOXなど様々な業種とのコラボが実現しています。
変わったところではTOYO STEEL、台湾ビールなどともコラボをしています。
また、そのトラベラーズノートの特徴は使用されている革にもあります。
タイ北部にある都市チェンマイで作られているトラベラーズノートの革カバーですが、オイルを含ませてあるため適度な柔らかさがある一方、革の表面は風合いを生かすために最低限にしか加工されていません。
そのため、使い始めから手になじんで使いやすく、また使い込むほどに味やツヤが出て経年変化を楽しめます。
トラベラーズノートの使い方も、使う人次第で正解はありませんが、特に女性の方などでは、旅先での思い出を写真とともに書き込んだり、絵日記を描いたり、と幅広い楽しみ方があります。
ただ、今回私はあくまでもビジネス用途としてトラベラーズノートをおすすめしたいと思います。
おすすめポイント1 所有欲が満たされ愛着の湧くシンプルデザイン
ビジネス用の本革のシステム手帳といわれてパッと思いつくブランドといえば、ダ・ヴィンチだったりファイロファックスだったりノックスだったりが有名どころですがほかにもさまざまなメーカーが展開しています。
たださまざまなメーカーが展開しているわりに、どれも似たようなデザインばかりでつまらないんですよね。
革製品が好きな私ですが、ビジネス手帳にはどれも心が魅かれませんでした。
手帳は常に手元に置いてあり、毎日見返すものですので、自分が使いたいと思えるデザイン、持っていてモチベーションが上がるデザインじゃないと長く使うことができません。
その点トラベラーズノートは無骨なタンニンなめしの一枚革を使用したシンプルな手帳で、毎日見ていても飽きないデザインです。
また、シンプルなデザインのため、オン・オフ兼用で使える点もメリットです。
おすすめポイント2 カスタマイズ可能で自分専用の手帳が作れる
トラベラーズノートは手帳カバーだけではなく、さまざまな中身、つまりリフィルが売られています。
ダイアリー用の月間、週間リフィルや横罫リフィル、無罫リフィル、といった一般的なものから、耐水性のある耐洗紙リフィルやシール保存用のシール台紙リフィル、薄く軽い紙でできた超軽量紙リフィル、など変わり種まで、その他チケットなどが入れられるジッパーケースリフィル、付箋紙リフィルなどリフィルだけでも非常にたくさんの種類があり、組み合わせ次第で無限の可能性があります。
ビジネス用途&コスパを考えたらパスポートサイズ一択
トラベラーズノートにはレギュラーサイズと小さめのパスポートサイズの2種類があります。
レギュラーサイズが一般的なA5サイズの幅を少しスリムにしたサイズ、パスポートサイズが文字通りパスポートと同じサイズです。
どちらのサイズも人気ながら、一般的にトラベラーズノートといえばレギュラーサイズを思い浮かべる方が多いでしょう。
ですが、ビジネス用途を考えるならパスポートサイズを選んでおいた方が無難です。
縦長のレギュラーサイズは若干カジュアル感が強すぎ、ビジネスには向いていません。
パスポートサイズであればポケットに入れることもできるため、普段はもちろん出張などに持っていくときもコンパクトで邪魔になりません。
また、本体自体もパスポートサイズの方がお手頃価格です。
レギュラーサイズが税込み4,400円に対し、パスポートサイズなら税込み3,520円です。
ビジネス用システム手帳の場合、10,000円以上するものもざらにありますので、レギュラーサイズでも十分コスパがいいといえますがパスポートサイズであれば、さらにお手頃です。
さらにパスポートサイズのメリットといえば、互換性のあるリフィルが豊富で安くカスタマイズできる、という点があります。
トラベラーズノートの公式リフィルは種類は豊富ですが、お値段は若干割高です。
ですがパスポートサイズの場合、B7サイズのノートであればリフィルとして代用できます。
これがレギュラーサイズだとなかなか互換性のあるリフィルが見つかりません。
なお、パスポートサイズの互換性リフィルについてはこちらの記事もご覧ください。
カラーは無難だけど黒が間違いない
現在トラベラーズノートの通年カラーとしては黒、茶、キャメル、ブルーの4色があります。




ただ、カラーについてはビジネスでも使用する場合、黒を選んでおけば間違いないでしょう。
他のカラーも非常にいいカラーで迷う気持ちはよくわかります。
(私も購入する前にかなり悩みました)
ただ、茶やキャメルなどは経年変化が楽しみやすい一方、傷が目立ちやすいというデメリットがあります。
傷も味だとはいえ、ビジネスの場で傷だらけの手帳はふさわしくないですよね。
その点黒はすぐに経年変化を感じられませんが、逆に言うと長い間キレイな状態で使用することができ、少しずつ時間をかけて育てていく醍醐味を味わうことが出来ます。
間違いなくコスパ最強の本革手帳 トラベラーズノート
私がビジネス用途でトラベラーズノートを使用し始めもうすぐ1年ですがかなりいい買い物をしたと思っています。
3,000円台ながらとても満足度が高く、これからの経年変化が楽しみな手帳です。
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