今回みなさんにご紹介する資格はFP技能検定です。
一般的にはファイナンシャルプランナーという言い方のほうがなじみがあるかもしれません。
よくテレビでお金に関する解説なんかをしていますよね。
「自分の仕事は金融関係でも保険関係でもないしお金の資格を取っても仕方ない」って思われているかもしれません。
でもこの資格、コスパの面においてとってもお得な資格なんです。
全社会人が取っておくべき資格だと断言できます。

コスパ最強ポイント 社会人に必要な知識を網羅的に学べる
通信講座で有名なユーキャンでは人気講座ランキングを毎年発表していますがファイナンシャルプランナーは毎年上位5位以内に必ず入るほどの人気資格です。
その人気の理由としてよく言われているのが就職や転職に有利で独立開業も可能、などと言われていますが残念ながらそれは言いすぎかなと感じています。
確かに金融業界、不動産業界、保険業界を目指す人にとっては多少有利に働く部分もあるものの、FP技能士の資格を持っているからと言って即採用、というわけにはいきません。
FP技能士の資格は決して難易度が高いとは言えないため、もちろん資格を持っていてマイナスに受け取られることはありませんがプラスに受け取られる可能性も少ないと考えていた方がいいかもしれません。
この資格のコスパ最強ポイントはそんなところではなく、「社会人にとって必要不可欠なお金に関する知識を網羅的に学べる」という点にあるのです。
日本人は学校でお金に関する勉強をしていないのでマネーリテラシー(お金に関する知識及びそれを活用する力)が足りていないと言われています。
学校にいる間はお金についての知識がなくても特に不自由はないかもしれませんが、何も学ばないまま社会に出た途端、投資だとか年金だとか社会保険だとか、急に聞いたことがない用語に出くわすことになるのです。

でもFP技能士検定の勉強を通して、そんなお金についての知識、具体的には年金、税金、保険、ライフプラン、資産運用、リスク管理、不動産、相続などについて網羅的に学ぶことができるんです。
私自身もこのFP技能士の勉強をしたことで初めて知ったことが非常に多くあり、とても勉強になりました。
つまり、「資格のための勉強」ではなく「これからの人生のための勉強」を資格取得を通してできるのです。
ここがイマイチ 年収には直結しません
先ほどもお伝えしました通り、この資格は残念ながら就職や転職にはそれほど有利には働きませんし、昇進にもあまり影響しないでしょう。
ですので、もしも受験料を払うのがもったいないという方はテキストだけを購入して、(もちろんそのあとに勉強もして)試験は受けない、という方法でもいいと思います。
ですが個人的には身銭を切って受験料を払った方が真剣に勉強することになりますので、結果的に勉強内容が身につき、ご自身のためになりますので資格取得をおススメします。
結論 まずは3級を取ってみましょう
だまされたと思ってみなさんぜひ、まずはFP技能士3級のテキストを購入して読んでみてください。
新たな気づきがあり、非常に面白いのでどんどん読み進められると思います。
資格の勉強自体は難しくなく、合格率も70~90%と高く、忙しい社会人の方でも3か月~6か月くらいあれば十分合格が狙えます。
今後の人生で必ず役立つ知識が体系的に学べるFP技能士、コスパ最強資格として強くおススメします。

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