コスパ最強の勉強方法は読書!読書によって身につけられる力や効果を紹介

育児

読解力、つまり文章の意味を読み解く力は国語だけに限らず、算数や理科などすべての教科の基本となります。

そしてその読解力を高めるためには本に慣れ親しみ、読書を習慣化させることが一番の近道です。

読解力は高めようと思って簡単に高められるものではありませんが、本が好きになり、たくさんの本を読むことでわざわざ塾に通わなくても自然と身についてきます。

もちろん本も、何十冊、何百冊とそろえようと思うとお金がかかってしまいますが、図書館などをうまく活用することで非常にコスパのいい学習方法に変わります。

読書によって身につけられる力や効果

先に述べた読解力以外にも、読書にはさまざまな効果があり、読書によっていろいろな力を身につけることができます。

・集中力が高まる

もともとうちの子どもたちは集中力が続かず、なんでもすぐに飽きてしまう性格でしたが、読書を習慣化させてからはあきらかに集中力が高くなったと感じています。

普段は家じゅう走り回っていて騒がしい我が家の子どもも読書の時は無心になって本を読んでいます。

・想像力が豊かになる

本を読むとき頭の中では、主人公の声を想像し、登場人物の気持ちを想像し、文字情報から場面をイメージし・・・と自然と想像力を膨らませています。

読書を続けることで自然と想像力が豊かになっていきます。

・語彙力が身につく

さまざまな本を読んでいれば、当然知らない言葉が出てきます。

我が家でもひんぱんにこどもたちから「〇〇ってどういう意味?」と聞かれます。

忙しい時に何度も聞かれるとめんどくさい気持ちになるかもしれませんが、ていねいに答えてあげましょう。

自分が興味のある本を通して学んだ単語はすーっと子供の頭に入ってきます。

語彙力アップは日常生活や学校生活でも非常に役立ちます。

・知識が増える

小さい子どもの頃はアンパンマンなどの絵本しか読まないかもしれませんが、読書が習慣化し本を読むことが楽しい、と感じることができるようになればこどもの知的好奇心を刺激し、どんどん新しい本を求めるようになります。

そのうちに、歴史系の本(学習まんが日本の歴史など)や偉人系の本(まんが人物伝など)にハマるようになり、自然と学びを得ることができます。

現在小学2年生の我が家の双子もちょうど歴史系、偉人系を読んでいる最中で日々新たな発見をしています。

その他にも「まんがひみつ文庫」シリーズなど、現在はマンガを通してさまざまな分野の知識を得ることができます。

親が直接教えることも当然大切ですが、あいまいな知識や間違った知識を教えるよりも、本を通して新しいことを学ぶことで、「勉強したつもりはないのに勉強している」という理想的な学習ができると考えています。

・学び続ける力が身につく

本を好きになることは、子ども時代だけでなく、大人になってもとても役に立ちます。

学生時代は頑張って勉強していたのに社会人になると急に勉強をしなくなる人がいますが、読書が習慣化されていると、大人になっても新しい知識を吸収したいと感じられ、自然と学び続けることができます。

読書習慣を身につけるために親がすべきこと

読書の習慣をこどもに身につけさせるために、親としてはどんなことが大切なのでしょうか。

まずは第一に多くの本に触れさせることです。

我が家は常に家の中に本がある環境を作っています。

すぐに手に取れる位置に本を置いておくことで自然と子供たちは本を読み始めます。

ただ、先ほどお伝えしたように必ずしもすべての本を買い与える必要はありません。

図書館を利用すれば無料で本を読むことができますので、積極的に利用するべきだと思います。

ほかにも、できるだけ本の内容には口出ししないことも大切です。

我が家の子供たちは図書館に行ってもマンガ付きの本をよく読んでいますが、口を出さず見守るようにしています。

大切なことは本に触れさせること、本が好きになることです。

いくら勉強になるからといって、無理やり親の読ませたい本を読ませたところで本の内容は頭に入りませんし、本が嫌いになる可能性もあります。

私も、せっかく買ってきた本が放置されているとショックではありますが「もう少し大きくなったら読んでくれるだろう」ぐらいに気持ちを切り替えるようにしています。

ちなみにうちの子供たちはマンガを読むようになって、画力が飛躍的に上がりました。

マンガ=悪では決してありません。

マンガからも学べる点はたくさんあります。

また、普段から親自身が本を読む姿を見せることも大切です。

「親の背を見て子は育つ」といいますが、こどもに本を読ませようとしているのに親が全く本を読んでいないと示しがつきません。

親自身も積極的に本を読む習慣をつけ、子供たちのお手本になるようにしましょう。

読書好きは親にとってもいいことずくめ

どんなに騒がしい子どもでも本を読んでいるときと寝ているときだけは静かにしてくれますので、実はこどもの読書習慣は親にとっても大きなメリットになります。

本を読んでいる間に家事を済ませる、新幹線な公共交通機関での移動中に本を読ませる、など我が家も子供が本好きのためにかなり助かっている部分があります。

どんな本を選べばいいのかわからない、そんな方はこちらのサイトが年齢別、学年別におすすめの本を紹介してありますのでとても便利です。

ためしよみもできますので、お店にいく時間がない方にもぴったりですね。

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